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造園の現場で使う機械と安全教育|未経験でも安全に働ける理由


造園の仕事は、庭木の剪定や伐採、草刈りといった、屋外で身体を動かす作業が中心です。その現場では、チェーンソーや刈払機、高所作業車など、さまざまな機械が活躍します。これらの機械は作業を効率化してくれる一方で、正しい知識がないまま扱うと、思わぬ事故につながることもあります。だからこそ造園業では、機械の取り扱いに関する安全教育が法律で定められており、未経験の方でも段階を踏んで安全に働ける仕組みが整えられています。この記事では、造園の現場で使う主な機械と、その安全を支える教育の仕組みについて、わかりやすくご紹介します。

私たち堤造園は、静岡県富士市・富士宮市を拠点に、静岡県東部・中部エリアで造園工事を手がけております。庭木の剪定・伐採から草刈り、人工芝施工、防草シート、砂利敷きまで、暮らしと景観を支える幅広い作業に対応しています。富士市・富士宮市をはじめとする地域で、作業員・職人が安心して長く働けるよう、機械の安全な取り扱いと教育を何より大切にしています。造園業への転職や未経験からの挑戦を考えている方にも、まずはこの安全の仕組みを知っていただきたいと考えています。

造園の現場で使う主な機械

造園の現場では、樹木を切る機械から地面をならす機械まで、作業内容に合わせて複数の機械を使い分けます。ここでは「剪定・伐採」と「草刈り・整地」の二つに分けて、代表的な機械をご紹介します。

 

🌲 高木の剪定・伐採で使う機械

高い木を切ったり、太い幹を伐採したりする作業では、動力のある機械が欠かせません。代表的なのがチェーンソーで、立木の伐採やかかり木の処理、丸太を切り分ける造材などに使われます。生垣を整える際にはヘッジトリマー、手の届かない高木の剪定には高所作業車を用います。これらはエンジン式や電動式があり、いずれも刃やアームが高速で動くため、機械の構造や点検方法を理解したうえで扱うことが大切です。使い方を正しく身につければ、作業のスピードと仕上がりの質を大きく高めてくれる、頼もしい道具になります。

 

🌿 下草刈り・整地で使う機械

庭や敷地の雑草・下草を刈る作業では、刈払機(草刈機)が中心となります。回転する刃を高速で動かして草を刈るため、小石の飛散や刃の跳ね返りに注意が必要な機械です。また、防草シートを敷いたり砂利を敷き詰めたりする整地作業でも、地面をならすための機械や道具を使います。こうした機械は一見シンプルに見えますが、扱い方を誤るとケガにつながることもあります。だからこそ、機械の特性を学び、安全な操作手順を身につけることが、未経験の方が最初に踏むべき大切なステップになります。

機械の使用に義務づけられた安全教育

造園で使う機械の多くは、労働安全衛生法などによって安全教育が義務づけられています。教育には「特別教育」「技能講習」「安全衛生教育」の区分があり、機械の種類や作業の高さによって、必要なものが変わります。

 

📚 特別教育・技能講習・安全衛生教育の違い

これらは名前が似ていますが、法律上の位置づけが異なります。特別教育は、危険を伴う業務に就く前に事業者が行う義務のある教育です。技能講習は「就業制限業務」と呼ばれる、より危険度の高い作業に対応するもので、修了した人でなければその業務に従事できません。安全衛生教育は、通達などに基づいて事業者に実施が求められる教育です。造園の現場では、この三つが場面に応じて使い分けられています。

区分
法的な位置づけ
造園での主な例
特別教育
労働安全衛生法第59条第3項に基づき、事業者に実施が義務づけられる教育
チェーンソー、高所作業車(10m未満)
技能講習
就業制限業務(同法第61条)で、修了者でなければ従事できない
高所作業車(10m以上)
安全衛生教育
通達等に基づき、事業者に実施が求められる教育
刈払機取扱作業者

「参照:厚生労働省 職場のあんぜんサイト」

 

⚖️ 機械ごとに必要な教育の目安

必要な教育は、機械の種類だけでなく作業の高さでも変わります。たとえば高所作業車は、作業床の高さが10メートル未満なら特別教育、10メートル以上なら技能講習が必要です。チェーンソーによる伐木の業務には特別教育が、刈払機には安全衛生教育が対応します。下の表で、造園で使う主な機械と必要な教育を整理しました。

機械・作業
主な用途
必要な安全教育・資格
チェーンソー
立木の伐採・かかり木の処理・造材
伐木等の業務に係る特別教育
刈払機(草刈機)
雑草・下草の刈り取り
刈払機取扱作業者の安全衛生教育
高所作業車(10m未満)
高木の剪定など高所での作業
高所作業車運転の特別教育
高所作業車(10m以上)
高木の剪定など高所での作業
高所作業車運転技能講習

「参照:厚生労働省 職場のあんぜんサイト」

重要ポイント
特別教育や技能講習は、対象となる業務に就く前に修了しておく必要があります。機械を扱う仕事では、正しい教育をきちんと受けることが、事故を防ぐ何よりの第一歩になります。未経験の方も、この教育を通じて必要な知識を身につけてから現場に立てるため、安心して仕事を始められます。

未経験でも安全に働ける理由

造園業には、未経験からでも安全に仕事を覚えられる仕組みがあります。法律に基づく安全教育に加えて、身体を守る保護具の着用、そして地域全体での安全への取り組みが、その土台になっています。

 

🦺 身体を守る保護具の徹底

安全教育と並んで大切なのが、作業に応じた保護具の着用です。頭部を守るヘルメット、目を守る保護メガネ、切創を防ぐ防護ズボンなど、それぞれの機械や作業に合った装備を身につけることで、万一のときのケガを大きく減らせます。保護具は「持っている」だけでなく「正しく着ける」ことが重要で、これも教育のなかで学びます。下のカードで、造園の現場で使われる代表的な保護具をご紹介します。

🪖 頭部・顔を守る

保護帽:落下物や打撲から頭部を守ります。

保護メガネ:切りくずや小石の飛散から目を守ります。

🧤 手・足を守る

作業用手袋:滑り止めと手の保護に役立ちます。

安全靴:つま先の保護と、滑りにくい靴底が特長です。

🦵 下肢を守る

防護ズボン:チェーンソーの刃が触れても切創を防ぐ繊維を使用しています。

🪢 墜落を防ぐ

墜落制止用器具:高所作業でフルハーネス型を着用し、墜落を防ぎます。

「参照:厚生労働省 職場のあんぜんサイト」

 

🗾 富士市・富士宮市エリアの安全への取り組み

堤造園が拠点を置く富士市・富士宮市、そして沼津市・三島市など富士山周辺の静岡県東部エリアは、住宅の庭から広い敷地まで造園の仕事が多い地域です。静岡労働局によると、県内では中小事業場を中心とした安全衛生対策の促進が課題とされ、高年齢労働者への配慮も重視されています。地域で長く事業を続けるためには、こうした状況を踏まえ、一人ひとりが適切な教育と保護具のもとで働ける環境づくりが欠かせません。下のカードに、県内の労働安全の要点をまとめました。

📊 中小事業場での対策

要点:静岡県内では、中小事業場を中心に安全衛生対策の取り組み促進が課題とされています。

👷 高年齢層への配慮

要点:労働災害の発生率が高いとされる60歳以上の高年齢労働者の増加が指摘されています。

「参照:静岡労働局 静岡県内の労働災害発生状況」

安全教育が支える造園の仕事

造園の現場では、チェーンソーや刈払機、高所作業車といった機械が欠かせません。そして、これらの機械には法律で安全教育が定められ、作業員・職人が知識を身につけてから現場に立てる仕組みが整っています。未経験から造園業への転職を考えている方にとって、この「学んでから働ける」環境は大きな安心につながるはずです。富士市・富士宮市で造園に携わる堤造園も、機械の安全な取り扱いと教育を土台に、地域の緑を守り続けてまいります。

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