春の剪定ラッシュに備える道具の使い方入門

春は樹木が成長期を迎える前の剪定適期であり、造園業界では1年で最も忙しい「剪定ラッシュ」の時期です。富士市・富士宮市をはじめとする静岡県内でも、この時期に多くの剪定依頼が集中します。未経験から造園業界を目指す方や協力会社として参入を検討している一人親方の方にとって、「実際にどんな道具を使うのか」「どうやって扱うのか」という疑問は最初の関門です。堤造園の施工実績を通じて蓄積された40年超の知識をもとに、春の剪定現場で使用する道具の基本的な使い方を解説します。
目次
春の剪定で使う道具一覧
春の剪定現場では、樹木の種類や枝の太さに応じてさまざまな道具を使い分けます。基本的な道具としては剪定バサミ、高枝切りバサミ、剪定ノコギリ、脚立、そして安全装備が挙げられます。
剪定バサミは直径1cm程度までの枝を切るのに使用し、高枝切りバサミは手の届かない高所の枝を切る際に活躍します。それ以上の太さの枝には剪定ノコギリや場合によってはチェーンソーを使用します。脚立は高さ2〜3mの作業に必須で、安全帯やヘルメット、手袋などの保護具も欠かせません。
堤造園では40年超の経験をもとに、代表自らが未経験者に対しても1から丁寧に道具の使い方を指導しています。正しい道具の選び方と使い方を身につけることで、安全かつ効率的な作業が可能になります。
※価格は一般的な市販品の目安です
剪定バサミの選び方と使い方のコツ
剪定バサミは造園作業の基本中の基本となる道具です。バイパスタイプとアンビルタイプの2種類があり、生木の剪定にはバイパスタイプが適しています。バイパスタイプは2枚の刃がすれ違うように動くため、切り口がきれいで樹木へのダメージが少ないのが特徴です。
正しい持ち方と切り方
剪定バサミを持つ際は、親指を上部のグリップに、残りの4本の指を下部のグリップに配置します。枝を切る時は刃の根元に近い部分を使うと力が入りやすく、切れ味も良くなります。刃先だけで切ろうとすると刃が欠ける原因になるため注意が必要です。
枝を切る角度は45度が基本で、芽の向きを考えながら切る位置を決めます。切り口は芽の5mm程度上が理想的で、これにより樹木の回復が早まります。堤造園では造園1級技能士の資格を持つ代表が、このような細かな技術をマンツーマンで指導しています。
剪定バサミは使用前に刃を開いた状態で動きを確認しましょう。スムーズに動かない場合は可動部に油を差すことで、作業効率が格段に上がります。経験年数に関わらず、道具のメンテナンスは作業品質に直結します。
高枝切りバサミと脚立の安全な使用法
高所作業では高枝切りバサミと脚立が必須です。高枝切りバサミは伸縮式のポールの先端に剪定バサミが付いた構造で、地上から高さ2〜5mの枝を切ることができます。ポールを伸ばす際は必ずロック機構を確実に固定し、作業中にポールが縮まないようにします。
脚立使用時の安全対策
脚立を使用する際は、必ず水平で安定した地面に設置します。厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」では、脚立の開き角度は75度程度が推奨されています。脚立の天板や上から2段目には絶対に乗らず、作業は胸の高さまでに抑えることが基本です。
強風時や雨天時の高所作業は避け、必ず2人以上で作業を行うことが安全管理の基本です。脚立を支える補助者を配置することで、転倒リスクを大幅に減らせます。堤造園では安全第一の作業を徹底し、近隣への配慮も含めた丁寧な姿勢を大切にしています。
ノコギリ・チェーンソーの使い分け
直径3cm以上の太い枝や幹を切る場合は、剪定ノコギリやチェーンソーを使用します。剪定ノコギリは曲刃タイプと直刃タイプがあり、曲刃タイプは引く時に切れるため力の少ない方でも扱いやすいのが特徴です。
チェーンソーの安全な使い方
チェーンソーは直径10cm以上の太い枝や伐採作業で使用する電動工具です。使用前には必ずチェーンの張り具合を確認し、適切な張りに調整します。エンジン式の場合は燃料と混合オイルの比率を守り、電動式の場合はバッテリー残量を確認します。
作業時は必ず保護メガネ、耳栓、手袋、安全靴を着用し、キックバックに備えて両手でしっかりと握ります。厚生労働省の「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」に準拠した安全装備と作業手順を守ることが重要です。
堤造園では造園1級施工管理技士の資格を持つ代表が、安全管理から技術指導まで責任を持って行っています。未経験者でも段階的に技術を習得できる体制が整っており、資格取得支援制度も活用できます。
道具のメンテナンスと保管方法

道具を長持ちさせるには日々のメンテナンスが欠かせません。特に刃物類は使用後に必ず汚れを落とし、水分を拭き取ることが基本です。樹液が付着したまま放置すると刃が錆びたり、動きが悪くなったりします。
刃物の研ぎ方
剪定バサミの切れ味が落ちたら砥石で研ぎます。刃の角度は約20〜30度で、砥石を水で濡らしてから一定方向に研ぐのがコツです。両面を均等に研ぎ、最後に新聞紙で試し切りをして切れ味を確認します。
剪定ノコギリは目立てが必要ですが、初心者には難しいため専門業者に依頼することをおすすめします。チェーンソーのチェーンも専用のやすりで定期的に目立てを行います。これらの技術も、実務を通じて着実に習得できます。
剪定バサミ
日常メンテナンス:使用後に汚れを拭き取り、可動部に油を差す
保管方法:乾燥した場所で刃を閉じた状態で保管
頻度:毎日
チェーンソー
日常メンテナンス:チェーン張り確認、目立て、オイル補充
保管方法:燃料を抜いて風通しの良い場所で保管
頻度:使用前後
脚立
日常メンテナンス:汚れを落とし、ボルトの緩みを確認
保管方法:直射日光を避けて縦置き保管
頻度:週1回
※メンテナンス頻度は使用頻度により調整が必要です
未経験者が揃えるべき最初の道具セット
造園業界に入って最初に揃えるべき道具は、剪定バサミ、剪定ノコギリ、安全装備の3点です。最初から高価な道具を揃える必要はなく、使いながら自分に合った道具を見つけていくのが良いでしょう。
剪定バサミは5,000〜8,000円程度のバイパスタイプから始めるのがおすすめです。剪定ノコギリは3,000円程度の曲刃タイプが初心者でも扱いやすいです。安全装備としては、厚手の作業用手袋、ヘルメット、安全靴が必須で、合計1万円程度で揃えられます。
道具は実際に手に取って重さやグリップの感触を確認してから購入することが大切です。ホームセンターで実物を確認してから、同じモデルをオンラインで購入するのも一つの方法です。堤造園では未経験者に対して道具の選び方から丁寧にアドバイスを行っており、AT免許があれば応募可能です。
堤造園では協力会社・一人親方の方との連携も積極的に行っています。組織規模は問いません。富士市・富士宮市を中心とした施工業務で、長期的なパートナーシップを築いていきたいと考えています。
まとめ
春の剪定ラッシュを迎えるにあたり、道具の正しい使い方を知ることは作業効率と安全性の両面で非常に重要です。剪定バサミ、高枝切りバサミ、ノコギリ、チェーンソーなど、それぞれの道具には適した用途と使い方があります。
未経験者の方は基本的な道具から始め、日々のメンテナンスを欠かさず行うことで、道具を長く愛用できます。安全装備の着用と正しい作業手順を守ることで、事故を防ぎながら効率的に作業を進められます。
堤造園では創業40年超の実績と、造園1級施工管理技士・造園1級技能士・庭園アドバイザーの資格を持つ代表が、基礎から丁寧にマンツーマン指導を行っています。未経験からでも確実にスキルアップできる環境があり、月給200,000円〜のスタート、昇給随時、資格取得支援制度も整っています。協力会社・一人親方の方も歓迎しており、富士市・富士宮市を中心とした施工業務でパートナーシップを築いていきたいと考えています。求人情報では現在募集中の職種や待遇について詳しくご覧いただけます。
静岡県富士市の庭木の剪定・伐採のことなら堤造園へお任せください!
堤造園
〒418-0106 静岡県富士宮市半野539
TEL:090-3950-6127 [営業電話お断り]
FAX:050-3457-7697
